1. 全国労働衛生週間とは?
10月1日から始まる「全国労働衛生週間」。今年のスローガンは
「ワーク・ライフ・バランスに意識を向けて ストレスチェックで健康職場」です。
全国労働衛生週間は、労働者の健康や安全に関する意識を高めることを目的に、厚生労働省が毎年実施しています。「衛生週間」と聞くと大掛かりな準備が必要なイメージがありますが、実はちょっとした工夫でも、職場の雰囲気や健康意識を高めることができます。
9月は準備月間。職場での取り組みを少しずつ考えてみましょう。
2. まずは小さく始めよう!簡単にできる健康職場づくり
無理のない範囲で取り入れられる工夫をいくつかご紹介します。
・朝礼での1分ストレッチ
業務開始前の短い時間でも、体をほぐすことで気持ちの切り替えになります。
水分補給・休憩リマインド
「ちょっと一杯、お茶どうですか?」と声をかけるだけでも、疲労予防やコミュニケーションアップにつながります。
社内掲示やポスターでスローガンを共有
目に見える形でスローガンを掲示することで、健康意識を自然に高めることができます。
3. ストレスチェックをきっかけに活用する方法
今年のスローガンにもある「ストレスチェック」は、職場の健康づくりの大切なきっかけです。
・結果の見える化
個人情報に配慮しつつ、部署単位の傾向を共有することで、改善点や対策のヒントになります。
・相談窓口の案内
人事や衛生担当者の連絡先を掲示し、相談しやすい環境をつくります。
・まずは自分の“バランス”を確認してみましょう
以下の簡単な質問に「はい」「いいえ」で答えてみてください。
- 仕事と私生活のバランスに満足していますか?
- 最近、健康状態に不安を感じることがありますか?
- 有給休暇を計画的に取得できていますか?
もし「いいえ」で気になる項目があれば、厚生労働省のワーク・ライフ・バランス・チェック表(自己診断)でより詳しく確認できます。
4. 継続につながる工夫
小さな取り組みを継続することで、より効果的な健康職場づくりにつながります。
・ウォーク&トーク
短時間の散歩や換気を兼ねた雑談で、気軽なコミュニケーションを促進。
・リフレッシュスペースの設置
椅子や観葉植物、お茶などを置き、休憩時間にリラックスできる環境をつくります。
・終業時の“切り替えルール”
PCを閉じる・1分深呼吸など、仕事モードから家庭モードへの切り替え習慣を取り入れる。
5. まずは準備月間から一歩ずつ
全国労働衛生週間は、特別な準備がなくても職場の健康意識を高める良い機会です。
まずは小さな工夫から考え始めて、少しずつ職場に定着させることが大切です。
9月は準備月間。無理のない範囲で、職場でできる取り組みを考えてみましょう。
「ちょっと相談したいな」と思ったら、ponoにご連絡ください。
御社の働き方や規模に合わせた、無理なく取り入れられる健康職場づくりをご提案いたします。
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